2013年3月31日日曜日

ウオークのコースを実際に家族で歩いてみました

 先週の土曜日、23日に、スタート地点の海神社大鳥居からゴールの奥畑大歳神社まで、6歳の末娘を含む家族全員で実際に歩いてきました。
 計画通り、年少の子供でも休憩しながら3時間で歩き通せることが分かりました。自然や町並みの変化が楽しめる素敵なコースであるとも確信しました。一方、コースの迂回や警備が必要なところや、トイレの確保などの工夫が必要なことが分かりました。今後、対策を立てていきたいと思います。
 当日は、自宅を出てまず垂水漁港に行き、海神社大鳥居を9時半にスタートしました。そして、基本的に川に沿って上流に向かって歩いて行きました。






 川の中を覗くと、まだ大半の魚が冬眠しているのか、魚はコイが元気に泳いでいるのが見えました。鴨やアオサギなどの水鳥、カラスなどの留鳥は活発にえさを探していました。





 所々街路樹として植わっているソメイヨシノは2分咲きでした。これから、花や緑が増すにつれて、川の中もにぎやかになっていきます。大町公園付近では、お菓子の工場の甘い匂いがします。あじさい公園から北側では、里山が新緑で笑い出しています。





 自転車ではシューッと通り過ぎるところでも、歩いてみると様子が異なります。大町公園の北側などでは、道幅が細く歩道が無くて、歩行者が連なって歩くのは危険です。掘割の旧神明道路と交差する箇所は、車の往来が激しく、横断歩道がないために迂回が必要です。スタートから2カ所目のチェックポイントに予定しているあじさい公園からゴールの奥畑・大歳神社までのチェックポイントには公衆トイレが一つもありません。奥畑付近の川沿いには、子供が興味を持ってお父さんやお母さんに質問すると困るような「休憩施設」
があります。ここも迂回する必要がありますね。
 ゴールの奥畑・大歳神社は源平古戦場の歴史を感じさせる雰囲気があります。土地の守り神です。そこからさらに少し奥に、石水禅寺というお寺がありその上は墓地になっています。標高91メートルの墓地のてっぺんは絶景です。眼下にはバス道が米粒のように見えますし、真正面には里山、その先には再開発も進む名谷団地が見えます。さらに、南の方に目を向けると、福田川の流域が海に向かって一望でき、その先には明石海峡大橋や淡路島の一部まで望むことができます。




 家に帰ってきて、お父さんはおへその下の脂肪が少しへっこんだような気がしました。
 福田川ウオークは10月に行う計画です。それまでにも、これをお読みになった皆さんは、一度、コースを歩いてみてはいかがでしょうか。

2013年3月20日水曜日

春、福田川のクリーン活動でドジョウやザリガニが出てきました

 福田川では、流域5カ所に分れて毎月第一日曜日の午前中に、クリーン活動をしています。
 その活動拠点の一つ、中流のあじさい公園では、3月、公園内の小池の泥さらえも行いました。そこでは、春を待ちかねていたドジョウやザリガニが顔を出していました。自然環境に生息するのドジョウは、今や珍しいそうですね。2013年2月に環境省が発表した絶滅の恐れがある野生生物を分類した「レッドリスト」にも、ドジョウが入ったとのことです。大切にしたいものです。

http://www.youtube.com/watch?v=Up78nWFuAJE

2013年3月16日土曜日

福田川の意外なお話(1)

福田川のトリビアを随時、取り上げていきたいと思います。今日は、その1.
毎日、JR、山陽電車で垂水から東に向いて通勤・通学される方は、車窓から福田川を覗いてみてください。川面近くのコンクリート(「高水敷」といいます)や道路の橋脚がひたひたに水に浸かっている時もあれば、水が引いてびっしりと付いた貝が丸見えの時もあるのに気付くことでしょう。比較的流れが緩やかで高低差が少ない福田川は、河口から1キロ近くの瑞穂公園あたりまでが、海の水と川の水が入り交じる汽水域なのです。それで、満潮の時と干潮の時では、水面の高さが1メートルほども違います。水が温かになるこれからの季節、ボラやフグ、時には鰯やエイといった海の魚が、当り前のように川の中流でも見られるのです。
福田川の潮位は、釣り情報のWebサイトで確認できます。出がけにチェックしてみると、面白いかも。

 ■パソコンの場合:全国釣り情報 垂水漁港の潮汐表 http://gman.jp/shio/191/
 ■スマートフォン(iPhone)の場合:アプリ「タイド潮」をダウンロード

2013年3月14日木曜日

福田川ウオーク実行委員会のブログを開設しました

 皆さん今日は、福田川ウオーク実行委員会の村上です。
 このブログでは、2013年秋に神戸市垂水区の福田川流域で開催を計画しています「福田川ウオーク」の準備状況やお知らせを、随時掲載していく予定です。
 福田川ウオークは「健康作り」「地域交流」そして「川の自然環境保護」を狙いとして、広く地域住民、児童生徒の皆さんに参加を呼びかけるものです。また、地域の学校、自治会、防災コミュニティ、会社、商店様そして自治体様にも、ご支持、ご支援を頂きたいと考えています。
 実行委員会では、参加者やご支援いただきます皆様が楽しめる盛りだくさんの仕掛けをご用意する計画です。どうぞご期待ください。