2013年11月25日月曜日

今日は、福田川ウオーク実行委員会 実行委員長の村上です。
昨日、11月24日(日)、悪天候で延期になっていました福田川ウオークを無事、開催できました。小学校1年生のチビちゃんからご年配の方が、これ以上無い秋晴れの穏やかな半日、晩秋の日差しを浴びながら、朝9時過ぎに垂水海神社大鳥居下をスタート。福田川に沿いに奥畑・大歳神社折返し、ゴールの奥畑河川敷公園までの約8.5キロを、12時半頃までに全員が歩き通しました。皆さん、どうも有り難うございました。そして、お疲れ様でした。


 参加の方々からは「良い運動になりました」「こんな垂水の風景があったのか」「福田川って案外キレイなんだな」「自分の田舎を思い出すような家並がありました」「奥畑で源平の合戦があったなんて知らなかった」など、いろいろな発見や驚きの感想がありました。

 今回、延期、再開催でどれだけのご参加が頂けるか、実行委員会では心配しましたが、お陰様で多数の皆様に参加頂くことができました。また、運営に当たりましては、神戸垂水地区のボーイスカウトの皆様や、海神社、奥畑・大歳神社を管理されている地区の皆様、強力にバックアップ頂きました垂水区役所の皆様をはじめ、地域の皆様、そして協賛先の皆様多数のご協力、ご支援を頂きました。感謝申し上げます。
 このウオーキングは、来年以降も、ぜひ継続したいと思います。今後もご注目下さい。


受付を済ませてスタートまでの間に、西谷寛さんの紙芝居「海と空の約束」を見て、川や海の環境保護について子ども達の意見を聞きました。大鳥居の下には、福田川クリーンクラブの活動や、沿道の小学校の生徒さんが福田川について研究した発表資料も展示しました


スタート前に、みんなでラジオ体操第1をして、ケガが無いように身体をほぐしました


大町公園の前は道路が細いので迂回します。ボーイスカウトの沿道警備のボランティアさんが大活躍です

福田小学校付近で万歩計を見て歩数を確認しています

垂水の知らざる秘境、名谷交差点前の小径です







途中のあじさい公園で、小休憩です





再び出発です

滑(なめら)の緑豊かな小径を上っていきます

つつじが丘のプロムナードは素敵な秋色です

コースの最北端の奥畑・大歳神社に一番乗りです

参加者も続々、大歳神社に到着しました

奥畑地区区長榊原さんから、大歳神社の由来や奥畑地区の様子を、大歳神社の社殿に特別にあげて頂いてお聞きしました。壁には、江戸時代作と伝わる源平の合戦絵馬がたくさん飾ってあります

全員、無事ゴールの奥畑河川敷公園にたどり着きました。協賛の須磨のおいしい水「マロ」がおいしかったです

2013年9月8日日曜日

福田川ウオークの準備、進んでいます。交通整理ボランティアさんの講習会を開催しました

10月20日開催の福田川ウオークまで、2か月を切りました。実行委員会では、準備作業が本格的に始まっています。

7日(土)には、沿道の危険箇所を警備し、参加者をガイド頂く、垂水地区のボーイスカウトの指導者にお集まり頂き、兵庫県警察学校の教官の実行委員会メンバーに交通整理の講習と実習を行って頂きました。特に講習では、実際に参加者が横断歩道でなかなか待ちきれずに渡ろうとした時や、長く待たされてイライラした車が無理に交差点に入ってきた時などを想定して、交通整理の実際を体験しました。

交通警備の方は、ふだん、ショッピング施設の駐車場や道路の工事現場で当たり前のように見かけます。人の安全を最優先に、車を運転するドライバーも、道行く歩行者にも気持ち良くその場を通ってもらうために、様々な注意点があることが、わかりました。

この講習会は、月末にも、さらに参加者を拡大して、もう一度、行う予定です。

福田川ウオークの沿道には、交通量の激しい交差点や、道路幅が狭く、迂回しなければならない住宅街の道もあります。参加の皆様には何よりも安全第一で、イベントを楽しんで頂きたいです。裏方のボランティアスタッフも、頑張ります。





2013年5月27日月曜日

福田川のクイズです。あなたは何問正解できますか?

5月26日(日)に福田川ウオーク実行委員会メンバが「福田川まつり」を開催しました。天気にも恵まれ、地域の方々や児童生徒多数の来場がありました。
軽食や子どもの遊びコーナー、福田川の生き物展示など盛りだくさんの内容でしたが、お菓子の賞品がもらえることもあり、子ども達に好評だったのが「福田川クイズ」。去年に続いて、今年もメンバで考えて、出題しました。このブログをお読みの皆さんは、何問正解できるでしょうか?


■福田川の河原では、たまにアオダイショウと言う大きなヘビを見かけます。こ
のアオダイショウには、毒がある?

  正解:× 大きなヘビで迫力がありますが、毒はありません。
■ヘビに関する質問をもう一つ。アオダイショウの、平均寿命は、30年ぐらい
 です。

 正解:Χ  寿命は5年から15年と言われています。

■福田川には海のさなかもいる?

 正解:○ 河口から800メートルの瑞穂公園あたりまでは、海の水が入ってき 
ていて、大きなボラやクサフグの大群が当たり前のように見られます。
 去年の福田川まつりでは、そこで捕ってきたエイを展示しました。


■福田川の河口の海神社から源流・奥畑まで、小学校低学年の生徒でも3時間半 
あれば歩き通せる。

  正解:○ 全長8キロ、高低差100メートルほどなので、朝9時にスタートすると、
歩きの遅い子どもさんでも12時半にはゴールできます。
 福田川クリーンクラブでは、10月にウオーキングイベントを企画しています。
皆さん、ぜひ参加下さい。

■福田川のほとりには、有馬温泉と同じように鉄分を含んだ泉がある。

 正解:○
 桃山台のプロムナードに赤茶けた水がコンコンと湧き出ているところが
 あります。冬でもさほど冷たくないので、湧き水だと分かります。
 有馬温泉と垂水はつながっているのかもしれません。

■福田川の源流近くの奥畑地区からは、明石海峡大橋が見える

 正解:○ 源流近くのお寺、石水寺の裏手にある墓地に上ると、明石海峡大橋
 や淡路島まで見ることができます。絶景です。

■福田川には自由に川に入れるところが10カ所以上ある。

 正解:× 奥畑南公園、中山親水公園、桃山台、あじさい公園、福田小学校 
 前、川原橋の6カ所だけです。もっと、気軽に川に入って遊べるところを増や
 したいものです。

■福田川は昭和時代に大きな氾濫が一度ありました。
 正解:×
 大きな氾濫は、二度ありました。
 一つ目は、昭和36年6月で浸水家屋600戸、二つ目は昭和42年7月で浸水家屋
 1,200戸でした。

■福田川沿いにある小中学校の合計は9校である。

 正解:×
 垂水、高丸、福田、名谷、つつじが丘、菅の台の6小学校、垂水中学校、桃山
 台中学校で合計すると8校です。



 次回ブログには、昨年出題したクイズの問題と答も載せますね。

2013年5月19日日曜日

福田川の見所紹介・その1です


実行委員会は福田川クリーンクラブメンバーを母体に組織してますが、メンバーの一人でヘビ取り名人の長沢さんから、福田川のヘビについて、寄稿いただきました。

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川の生き物と言えば多くの人は水中の生き物を思い浮べることでしょう。実は、岸辺の方にも川ならではの生き物がいます。中でも、ヘビと出くわすことは面白いものです。
福田川では主にシマヘビやアオダイショウが見られます。そのほかに、まれにシマヘビの黒化型であるカラスヘビもいます。そのほか、人になれると寄ってきて手にも乗ってくるヒバカリというヘビも見られます。川沿いの道路脇の落ち葉の下には、めずらしいタカチホヘビもいることが確認されています。
アオダイショウは神戸市の守りたい生き物百選にも入っていて、大きくなると2メートルを超すこともあり、見ごたえがあります。シマヘビは、アオダイショウに見つかるとすぐに逃げますが、追いつめると人をいかくしてかみ付こうとするので、迫力があります。
これまでに紹介したヘビに毒はありませんが、中流域以上の福田川では、マムシもたまに見られるので注意が必要です。

2013年4月5日金曜日

福田川下流の2月の清掃活動が動画で紹介されています。ご覧ください。

 福田川ウオーク実行委員会の母体である福田川クリーンクラブでは、毎月第一日曜日に、福田川の流域4カ所に分れて1時間ほど掛けて、クリーン活動を行っています。その2月の最下流・川原橋付近での活動の様子を、垂水映画の八十川さんに番組にしていただきました。
 一度覗いてみてください。ちょっとゴミの量が多いのに驚かれるかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=T1xl7XU4Rto#!

2013年3月31日日曜日

ウオークのコースを実際に家族で歩いてみました

 先週の土曜日、23日に、スタート地点の海神社大鳥居からゴールの奥畑大歳神社まで、6歳の末娘を含む家族全員で実際に歩いてきました。
 計画通り、年少の子供でも休憩しながら3時間で歩き通せることが分かりました。自然や町並みの変化が楽しめる素敵なコースであるとも確信しました。一方、コースの迂回や警備が必要なところや、トイレの確保などの工夫が必要なことが分かりました。今後、対策を立てていきたいと思います。
 当日は、自宅を出てまず垂水漁港に行き、海神社大鳥居を9時半にスタートしました。そして、基本的に川に沿って上流に向かって歩いて行きました。






 川の中を覗くと、まだ大半の魚が冬眠しているのか、魚はコイが元気に泳いでいるのが見えました。鴨やアオサギなどの水鳥、カラスなどの留鳥は活発にえさを探していました。





 所々街路樹として植わっているソメイヨシノは2分咲きでした。これから、花や緑が増すにつれて、川の中もにぎやかになっていきます。大町公園付近では、お菓子の工場の甘い匂いがします。あじさい公園から北側では、里山が新緑で笑い出しています。





 自転車ではシューッと通り過ぎるところでも、歩いてみると様子が異なります。大町公園の北側などでは、道幅が細く歩道が無くて、歩行者が連なって歩くのは危険です。掘割の旧神明道路と交差する箇所は、車の往来が激しく、横断歩道がないために迂回が必要です。スタートから2カ所目のチェックポイントに予定しているあじさい公園からゴールの奥畑・大歳神社までのチェックポイントには公衆トイレが一つもありません。奥畑付近の川沿いには、子供が興味を持ってお父さんやお母さんに質問すると困るような「休憩施設」
があります。ここも迂回する必要がありますね。
 ゴールの奥畑・大歳神社は源平古戦場の歴史を感じさせる雰囲気があります。土地の守り神です。そこからさらに少し奥に、石水禅寺というお寺がありその上は墓地になっています。標高91メートルの墓地のてっぺんは絶景です。眼下にはバス道が米粒のように見えますし、真正面には里山、その先には再開発も進む名谷団地が見えます。さらに、南の方に目を向けると、福田川の流域が海に向かって一望でき、その先には明石海峡大橋や淡路島の一部まで望むことができます。




 家に帰ってきて、お父さんはおへその下の脂肪が少しへっこんだような気がしました。
 福田川ウオークは10月に行う計画です。それまでにも、これをお読みになった皆さんは、一度、コースを歩いてみてはいかがでしょうか。

2013年3月20日水曜日

春、福田川のクリーン活動でドジョウやザリガニが出てきました

 福田川では、流域5カ所に分れて毎月第一日曜日の午前中に、クリーン活動をしています。
 その活動拠点の一つ、中流のあじさい公園では、3月、公園内の小池の泥さらえも行いました。そこでは、春を待ちかねていたドジョウやザリガニが顔を出していました。自然環境に生息するのドジョウは、今や珍しいそうですね。2013年2月に環境省が発表した絶滅の恐れがある野生生物を分類した「レッドリスト」にも、ドジョウが入ったとのことです。大切にしたいものです。

http://www.youtube.com/watch?v=Up78nWFuAJE

2013年3月16日土曜日

福田川の意外なお話(1)

福田川のトリビアを随時、取り上げていきたいと思います。今日は、その1.
毎日、JR、山陽電車で垂水から東に向いて通勤・通学される方は、車窓から福田川を覗いてみてください。川面近くのコンクリート(「高水敷」といいます)や道路の橋脚がひたひたに水に浸かっている時もあれば、水が引いてびっしりと付いた貝が丸見えの時もあるのに気付くことでしょう。比較的流れが緩やかで高低差が少ない福田川は、河口から1キロ近くの瑞穂公園あたりまでが、海の水と川の水が入り交じる汽水域なのです。それで、満潮の時と干潮の時では、水面の高さが1メートルほども違います。水が温かになるこれからの季節、ボラやフグ、時には鰯やエイといった海の魚が、当り前のように川の中流でも見られるのです。
福田川の潮位は、釣り情報のWebサイトで確認できます。出がけにチェックしてみると、面白いかも。

 ■パソコンの場合:全国釣り情報 垂水漁港の潮汐表 http://gman.jp/shio/191/
 ■スマートフォン(iPhone)の場合:アプリ「タイド潮」をダウンロード

2013年3月14日木曜日

福田川ウオーク実行委員会のブログを開設しました

 皆さん今日は、福田川ウオーク実行委員会の村上です。
 このブログでは、2013年秋に神戸市垂水区の福田川流域で開催を計画しています「福田川ウオーク」の準備状況やお知らせを、随時掲載していく予定です。
 福田川ウオークは「健康作り」「地域交流」そして「川の自然環境保護」を狙いとして、広く地域住民、児童生徒の皆さんに参加を呼びかけるものです。また、地域の学校、自治会、防災コミュニティ、会社、商店様そして自治体様にも、ご支持、ご支援を頂きたいと考えています。
 実行委員会では、参加者やご支援いただきます皆様が楽しめる盛りだくさんの仕掛けをご用意する計画です。どうぞご期待ください。